グリーンチャンネル「先週の結果分析」の完全タイム差データを馬柱化!!
注目馬・KTM(完全タイム差マイナス)馬を見逃さない!!

ワンポイントアドバイスOne Point Advice

グリーンチャンネル「先週の結果分析」のタイム分析のコーナーで解説者が発表するワンポイントアドバイスをまとめました。

  • 2012年
  • 2013年
  • 2014年
  • 2015年
  • 2016年
  • 2017年
  • 12/28「10ヶ月で21勝」
    今年3月に開業した池添学厩舎の成績。地方交流も含めると23勝。JRAでの勝率は.134で連対率は.248という優秀な成績。
    14馬房からスタートして現在は16馬房。「新規開業では馬房数だけ勝てば上出来」と言われる中にあっては異例とも言える成績であった。
    近隣の牧場をうまく使うのが特徴で、数週間空いても仕上がって戻ってきて、1週前でビシッと追って直前は軽めというのがパターン。
    今後厩舎名だけで人気になることも考えられるので、そうなる前に馬券勝負したい。
    12/21「乾くと差し届き、湿ると前残る」
    阪神ダートの傾向。良馬場の開幕週はマクリも含めて差し傾向の決着、2週目は雨の影響の強かった土曜は完全な前残り、乾いてきた日曜は差しが届いていた。
    そして良馬場だった先週は差しタイプが幅を利かせていた。今週も傾向は大きく変わらないと思われる。
    12/14「中山芝のステイゴールドとドリームジャーニー」
    暮れの有馬記念ではステイゴールド産駒が過去6回中延べ4勝を挙げている。ステゴ産駒として初めて有馬を制したのがドリームジャーニー。
    その産駒にも適性が受け継がれ、初年度産駒が5回中山で活躍している。特に中距離では1-2-1-0とすべて馬券に絡んでいる。今後注目したい。
    12/7「気付いていない人も多いが、結構上手い」
    短期免許で来日中のボウマン騎手。先週は土曜に2勝3着3回の活躍で、そのうち2頭は6番人気・7番人気を持ってきている。
    ボウマン騎手の特徴は積極性。クリスタルタイソンで勝利した寒椿賞などはいい例で、しっかり先行して最後まで残すというレースが安定してできる。
    体格が大きいので55キロからしか乗れないが、常に一発の魅力を持っているので今後注目したい。
    11/30「札幌2歳Sのレベル」
    京都2歳Sで1番人気のアドマイヤエイカンが3着に敗れ、札幌2歳Sのレベルがかなり怪しくなってきた。
    今年の札幌2歳Sは完全タイム差+0.9のEランク。2着プロフェットも次走5頭立ての萩Sで5着だった。
    そもそも夏の2歳重賞は未勝利戦と比べて基準タイムで1.2秒程度の差。完全タイム差+0.9では未勝利よりも少し上というくらいで、大威張りはできなかった。
    11/24「秋華賞上位馬の次走」
    先週、秋華賞3着のマキシマムドパリが1000万下を勝利したが、4着のアンドリエッテは1600万下で5着に敗れた。
    秋華賞5着以内の馬が次走1000万下に出走したケースは過去9回あって2-1-0-6。うち2ヶ月以内の出走であれば2-1-0-0。
    秋華賞5着以内の馬が次走1600万下に出走したケースは過去12回あって2-3-1-6。うち牡馬混合だと1-1-1-5。
    秋華賞の基準タイムは同開催の1000万下より0.9も速いが、1600万下とは0.2速いだけ。秋華賞5着以内だからと言って1600万下では確勝級とはならない。
    今年は勝ち馬が完全タイム差-0.4でアンドリエッテ自身は-0.1。1600万下に当てはめると-0.3でBランクにはならず、結果として負けている。
    単なる「上位候補」程度の扱いが妥当だった。
    11/16「福島5日目のメンバーランク」
    福島5日目のメンバーランクはCが7つでDが5つ。ローカル最終日には出走希望馬が殺到し、優先出走権の都合でメンバーランクが上がる傾向にある。
    今開催の福島は4~6日目が馬場差設定不能で時計の比較はできないが、2週目よりも3週目(特に5日目)の方が出走メンバーが良かったことは覚えておくべき。
    ただし、極端な重馬場が得意というような事情がある場合は差し引いて考える必要がある。
    11/9「土曜京都12Rから学ぶこと」
    土曜京都12Rは牝限3歳以上1000万下だったが、1,2着馬は前走混合の1000万下に出走していた(該当馬5頭のみでワンツー)。
    一方で2番人気7着のリュクスメジャー、3番人気カネトシビバーチェは前走牝限の1000万下での2,4着(タイムランクE)。
    牝限で前走も牝限での好走馬が混合戦出走馬に負けることはよくある。また、リュクスメジャーについてはダートでの連続追込好走は難しいという好例。
    11/2「今なお使える日野特別」
    6月に行われた3回東京7日目9R日野特別、タイムランク・メンバーランクともAで先週の結果分析ではもはやおなじみのお宝レースだが、先週も好結果だった。
    6着だったマッチレスヒーローが1000万下で8番人気2着、11着サマーラヴが500万下で10番人気3着。今後も目が離せない。
    4回東京では「サバイバルポケットの勝った未勝利戦」「サンヘレナの勝った新馬戦」がお宝レース候補。
    10/26「カジノドライヴとワークフォース」
    カジノドライヴ産駒はここまで芝2勝、ダート5勝でやはりダートで走る。新馬戦の成績がいいのも特徴。柔らかい馬も多く出ているので、今後芝でもそれなりに走りそう。
    ワークフォース産駒は芝で5勝、そのうち4勝が18~2000m。まだダートは13戦しかなく勝ち鞍はないが、これから冬場にかけてダートで狙えるかもしれない。
    10/19「信じがたい光景」
    東京芝1400mは一般的に内・先行有利になりやすいのだが、日曜東京12R白秋Sでは実に1~7着までを12~18番枠の馬が占めた。
    これはかなり異例のことで、通ったコースを見るとかなり外有利のトラックバイアスがかかっていることが見て取れる。真ん中よりちょっと外目が一番伸びる。
    11Rのヒストリカルとライズトゥフェイムも同じような決着になっており、この馬場を読み切れていれば取れた。今週も同傾向と思われる。
    10/13「ダイワメジャー産駒2歳馬のその後」
    ダイワメジャーは目下2歳リーディングサイヤーを快走中。2勝目を挙げたのはメジャーエンブレム・クードラパンの2頭のみだが、ジュアンマリエでダートでも勝利を挙げた。
    潰しの利くタイプで、今後も馬券圏内には数多く入ってくると思われる。
    10/5「見ていて熱くなった騎乗」
    先週の中山では見ていて熱くなった騎乗が2鞍あった。先週は土日通じて人気馬も含めて出遅れが目立ったが、土曜中山12Rのアサマもその1頭。
    しかし直線大外に出すと岩田騎手の豪快なアクションに応えて2着。諦めない鬼追いで、馬券を買っている側としては非常に助かる。
    日曜中山2Rのシャインレッド騎乗の吉田隼人騎手は、狭い内をこじ開けるガッツある騎乗でルメール騎手と叩き合ってのハナ差先着。
    こうした騎乗を続けて、外国人騎手の天下にならないよう頑張ってもらいたい。
    9/28「ハービンジャーの現状」
    ハービンジャー産駒の特徴は瞬発力勝負や軽い芝は苦手、使い込むと気性が前面に出てくるなどの面が顕著になってきている。
    菊戦線にも次々と名乗りを上げているが、ポトマックリバー・マッサビエルが少々負け過ぎの感。マッサビエルはOPの流れに戸惑い、ポトマックは中山スローを克服できなかった。
    これは「初条件への順応性のなさ」「苦手条件で敗戦を繰り返す」という特徴でもある。土曜中山2R、3番人気で5着に敗れたヒットリターンキーも初の高Lv決着に対応できず。
    更にアラを探すと、札幌2歳Sで1番人気ハナ差2着のプロフェット、セントライト記念で3番人気5着のベルーフなど、接戦に弱いという傾向も。ハービンジャー産駒買うならワイドで!
    9/21「2歳戦の地域格差は重要」
    6月に行われた3回東京・3回阪神では東京が上に扱える。新潟2歳Sを圧勝したロードクエストがいて、アスター賞を圧勝したメジャーエンブレムがいて、その3着だったハレルヤボーイが先週の中山で圧勝のAランク勝ち。
    その後の2回福島と3回中京の比較は中京に軍配。小倉2歳S勝ちのシュウジ、2戦目でレコード勝ちのシルバーステート、野路菊S勝ちのロスカボスが出ている。
    2回新潟と1,2回の函館・1,2回の札幌・2回小倉では新潟>北海道>小倉の順。新潟では関西馬の新馬勝ちが目立ち、サプルマインド・イモータル・レプランシュのように上がり32秒台で突き抜けた素質馬が多かった。一方の小倉は低Lvのレースが多かった。
    秋競馬は現在のところ阪神の方が上。Aランクのエアスピネル、Bランクのカイザーバルトンが高Lv。これから3歳未勝利が終了して2歳未勝利が増えるが、こうした地域格差が大事な指針となる。
    9/14「スーパー未勝利は夏の使い方に注意」
    前走5着以内またはキャリア5戦以内に限って1回だけ出走可能というスーパー未勝利は波乱の連続。夏のローカルの酷使が原因の一端か。
    4連闘のタケショウビクターはゴール前で失速して4着。7月以降4戦していたクピドは楽に見えた相手関係でもいつもの脚が使えなかった。
    同じく7月以降4戦していたサクラティンクルも1番人気を裏切っての6着、7月以降3戦のクローザーも馬体の張りが落ちて1番人気6着だった。
    スーパー未勝利では実績以上に夏のレースの間隔に注意を払う必要がある。
    9/7「夏の終わりにハービンジャーのまとめ」
    6月に始まった夏競馬が終了。夏競馬におけるハービンジャー産駒の芝での成績を見ると、5勝ずつを挙げている札幌と函館の成績が目立つ。
    一方で新潟芝では未勝利。出走自体も少ないのだが、これは陣営がそもそも新潟芝で使うのが得策ではないと考えているため。
    東京での2勝はどちらも2400m。野芝のコースならスタミナ勝負になることが条件。中山や阪神はともかく、10~11月の東京・京都では苦戦するだろう。
    ただ、それでも来年夏の北海道ではまた活躍すると思われるので、覚えておくべき。
    8/31「小倉の新馬戦のレベル」
    先週までに行われた小倉の新馬戦13鞍のうち8鞍がタイムランクEだった。同時期の新潟ではEランクは14鞍中1鞍のみ。
    小倉の新馬戦で敗れた馬の次走は延べ73頭で1勝2着5回、九州産を除くと40頭で0勝2着4回。2着4回は新馬戦がEランクでなかった馬。
    ここまで低レベルだと、最終週の小倉2歳Sは小倉組を中心視すべきではない。また、阪神開催でも小倉新馬戦上位組は軽視。
    8/24「芝の3歳オープンは過信禁物」
    土曜の新潟11R日本海Sで1番人気のアダムスブリッジは7着に敗れた。この時期の1600万下では、3歳馬は重賞級でないと勝てない。
    1番人気に推された理由は若駒Sで勝っているからと思われるが、芝の3歳オープンは取扱いに注意を要する。
    ダート路線ではユニコーンSまで重賞がないためOP特別のレベルは高いが、芝では重賞が多いのでOP特別ではメンバーが揃わない。
    今年の若駒Sは出走全頭が500万下だった。加えて、若駒S2着のストーンウェアはその後3歳500万下で5着、7着、5着。
    古馬混合になってから中京で勝ったが、これはパワー血統で中京の芝が合ったもの。若駒Sはこうしたパワー血統の馬が2着に入ってしまう程度のレベルだったということ。
    3着ジャズファンクも次走は500万下で1番人気7着で、この若駒Sを勝ったからといってアダムスブリッジが1番人気になるのは無理があった。
    すべての芝オープン特別が低レベルだというわけではなく、上位馬のその後の成績を見てレースレベルを見極めることが重要。
    8/17「新潟の新馬戦は関西馬。ただし…」
    2回新潟前半3週の新馬戦9鞍で関西馬は6-3-1-18。夏の新潟の新馬戦で関西馬が活躍するのは例年通りだが、今年は特に顕著で引き続き注目。
    1番人気に推された馬は2-2-1-1だったが、3着以下の2頭はともに藤原英昭厩舎の馬。
    この厩舎の2歳新馬はエイシンフラッシュに代表されるように、初戦で負けても将来性に疑問を抱く必要はない。
    今年はシルバーステートやフォンスがそれに該当するか。
    8/10「日野特別」
    日曜新潟7Rの1~3着馬は、2回福島6日目12Rの2~4着馬だった。このレースがハイレベルだったことを示す一戦となった。
    このレースで勝ったパワーポケットは、前走3回東京7日目9R日野特別で2着。タイムランクAで吉岡さんも「お宝レースになる」と指摘していた。
    指摘の通り、日野特別の2~4着は次走で1着、2着、1着。ハイペースで10着と大敗したペアンも次走は2着だった。
    同じく8着のモンドクラッセの次走に注目したい。また、勝ったソルティコメントも1000万下も楽に勝てるだろう。
    8/3「エアレーションによる傾向の変化」
    先週土曜新潟10R芝1600m(古町特別)でメドウヒルズが勝ち、日曜1R芝1600m(未勝利)でアストラエンブレムが勝った。
    どちらもダイワメジャー産駒だが、これまで同産駒はこの条件でなかなか勝てなかった(2着は多かったが)。
    2013年から夏の新潟でエアレーション作業が行われるようになって、開幕週でも超高速馬場にはならず、開催が進んでも時計がかからなくなった。
    簡単に言えば、以前と比べて最初からパワーを要求されるようになったということであり、これがダイワメジャー産駒の活躍に繋がっていると見られる。
    他にも新潟外回りでネオユニヴァース産駒が好成績を収めるようになった。以前のイメージで評価を下げないこと。
    7/27「福島→新潟、中京→小倉」
    今週から新潟・小倉・札幌の開催が始まる。特に多いと思われる福島→新潟、中京→小倉の転戦組について、昨年のデータを紹介。
    福島→新潟で狙えるケースの1つ目は「前走福島芝1800mに出走」。芝ダ問わず活躍し、単勝回収率240%・複勝回収率121%。
    もうひとつは「前走福島の芝で3コーナー3番手以内の馬が新潟芝に使ってきた場合」。こちらも勝率・連対率・回収率とも優秀。
    反面、前走福島ダートを使った馬は新潟ではあまり狙えないというデータが出ている。
    中京→小倉で狙えるケースの1つ目は「前走中京ダ1200mに出走」。先行力が磨かれた結果、小倉のあらゆる条件で活躍。
    もうひとつは「前走中京の芝で4コーナー2番手以内に位置した馬」。芝ダ問わず小倉で好成績。勝率20%・連対率36%・単勝回収率134%・複勝回収率156%。
    全般的に中京→小倉の転戦は好成績だが、福島→新潟は上記条件以外は振るわない。別路線を狙うべき。
    7/20「前走同競馬場?別競馬場?」
    今週は3場で最終週。出走数の違いはあるが、福島・中京では前走は同競馬場の方がやや好成績で回収率が良い。
    函館は滞在なので前走同競馬場の方が成績はかなり良いが、人気になる分回収率は低い。穴なら他場からの参戦馬を狙う。
    7/13「芝ハンデ重賞の対策」
    今週以降、ローカル競馬場の芝ハンデ重賞が続く。2011年以降の1600~2000mの芝ハンデ重賞では、斤量が重い馬の方が有利の傾向。
    年齢別では4歳が優勢。次いで4歳・5歳で、このカテゴリに関しては3歳馬は買えないというデータ。
    7/6「ローカル芝短距離の新馬戦に強い種牡馬」
    中央の主要4場を除いたローカル競馬場の芝1200m以下新馬戦で強い種牡馬。
    ・スウェプトオーヴァーボード 64戦7勝 単勝回収率199%
    ・マイネルラヴ 35戦7勝 単勝回収率142%
    ・クロフネ 27戦5勝 単勝回収率138%
    ・アドマイヤマックス 20戦3勝 単勝回収率102%
    勝率で言うとダイワメジャー、ヨハネスブルグ、サクラバクシンオー、マイネルラヴ。マイネルラヴは今年がラストクロップで期待したいところ。
    6/29「走り始めたハービンジャー産駒」
    今開催の新馬戦ではダイワメジャー産駒の活躍が目立ったが、それ以外ではこれまで2勝目が遠かったハービンジャー産駒が勝ち出した。
    スワーヴジョージ、マッサビエル、ポトマックリバーなどが勝ち上がっている。先週の函館でも2勝しており、洋芝適性の高さも窺える。
    基本的に晩成の傾向が強いので、3歳秋以降に頭角を現すか。また、距離が延びて良くなる馬も多い。
    6/22「ダート1400m=ダート1700m」
    ダート1400mを得意とする馬はダート1700mも得意とする。ダ1400mを得意とする馬は大抵スピードがあるか、あるいは一瞬の脚がある。
    この特性はダ1700mでもそのまま当てはまる。1600mや1800mで要求される要素とは一線を画すので、注意が必要。
    6/15「今週も堀厩舎に注目!」
    先週の日曜東京8Rでレアリスタが勝利し、堀厩舎はJRA11週連続勝利を記録。今週も勝利を挙げて新記録樹立する可能性は高いと見る。
    今週出走予定馬ではアンギアーリ、スプリングエースは相手次第でいつでも勝てる。アンプラグド、ピエリーナは降級馬でチャンスあり。
    目玉はユニコーンS出走のゴールデンバローズ。かなり駒は揃っているので、馬券作戦に活かしたい。
    6/8「ダイワメジャー産駒、新馬戦でブレイクの予感!?」
    取材を通じて、この夏の2歳の新馬戦ではダイワメジャー産駒がブレイクしそうな予感を感じている。
    先週は土曜阪神でシーイズトウショウの子トウショウジャイロ、日曜東京でロサギガンティアの半弟スターオブペルシャがデビュー。
    どちらも断然の1番人気で3着、4着に敗れはしたが、一度使った次走はかなり有力。今後も夏の北海道で有力馬が続々デビュー予定。
    ★★★吉岡さん注目2歳馬:ミュゼモーゼス(牡)、メジャーエンブレム(牝)、アストラエンブレム(牡)、ファド(牝)、プロディガルサン(牡)
    6/1「クラス再編成後の狙いは3歳馬」
    何でもかんでも3歳馬を狙えというわけではなく、あくまでも先週の結果を踏まえた分析。
    先週では勝ち馬の中に強い3歳馬が多かった。別格レベルは日曜東京5Rのモーニン。次はユニコーンSや古馬相手でもアッサリまで。
    カレンオプシス、ヒデノインペリアル、スワーヴジョージ、ビットレートあたりも面白い。降級馬との対戦でも好勝負可能。
    ★★★津田さん注目2歳馬:トウショウジャイロ(牡)、ダイワウィズミー(牝)
    5/25「外を回っても伸びる。ミルコ・デムーロ騎手」
    Mデムーロはルメールと違ってコーナーでポジションを上げていく、見た目には強引に映る騎乗が多い。
    先週では土曜京都1Rで1着のパヴェダイヤモンド。4角で大外を追い上げ、直線でさらにもうひと伸びする。
    阪急杯のダイワマッジョーレも同様だった。馬のリズムに合わせて道中に無駄なエネルギーを使っていない分、終いが弾けると思われる。
    5/18「東京は得意。クリストフ・ルメール騎手」
    先週は土日とも東京で騎乗し、計4勝の活躍。フランスでスローの競馬に慣れているせいか、コーナーでバタバタ動かない。
    前に行った時も控えた時も直線まで追い出しを待ち、この乗り方が東京にピッタリ。逆に中山などでは仕掛けがワンテンポ遅れたりもする。
    一方、Mデムーロは中山が得意な印象があり、一括りに「外国人騎手」と考えない方がいい。
    5/11「勝つべくして勝ったクラリティスカイ」
    NHKマイルCを勝ったクラリティスカイは父が同レースを勝ったクロフネで父子2代制覇、祖母タイキダイヤはクリスタルC勝ち馬。
    タイキダイヤの兄タイキフォーチュンは第1回NHKマイルCの勝ち馬、弟のタイキリオンはNZT勝ち馬。血統的には勝つべくして勝ったと言える。
    ダービー前哨戦については、プリンシパルSがタイムランクD。勝ち馬アンビシャスに見所はあったが、気性的に2400mは厳しい。
    京都新聞杯はタイムランクC。サトノラーゼンは本番で3着くらいは狙えても、逆転は難しそう。
    5/4「種牡馬ステイゴールドの凄さ」
    ゴールドシップが不向きとされた天皇賞春を制した。鞍上の信頼関係に基づく好騎乗も大きかったが、やはり黄金配合の凄さが浮き彫りになった。
    父ステイゴールドは母父ミスプロ系とも相性が良く、先週も2頭が勝利。母父の長所を活かす点ではディープ・キンカメにも匹敵する。
    NHKマイルCに出走予定のグランシルクにも注目。2週連続の産駒G1制覇なるか。
    4/27「混沌としてきたオークス路線」
    牡馬クラシック戦線はハイレベルな皐月賞組が中心になるのは間違いない。
    一方の桜花賞は稀に見る超スローで、力を出し切れなかった馬が多かったのも確かだが、それらがオークスで巻き返せるのかも定かではない。
    ところがフローラSも超スローで枠順と位置取りの差で決まったようなレース。こうなると、それでも桜花賞組を上位に取るべきか。
    あとはスイートピーSのディープジュエリーがどうか。パフォーマンス次第では主役に躍り出る可能性も。
    4/20「前走、2回中京3週目芝4コーナー4番手以内のデータ」
    ここまで3週の結果を集計すると1-2-2-15であまり芳しくない。ただ、やはり1、2週目の先行馬よりは良い。
    1、2週目の先行馬は好走していたケースが多いので、危険な人気馬として扱う。3週目の先行馬は特に福島で積極的に狙いたい。
    4/13「連続開催の最終週」
    春の連続開催、中山と阪神もいよいよ今週が最終週。例年にも増して雨の影響を受けた開催だったが、馬場の状況は中山と阪神で異なっている。
    中山は開催が進んでも速い時計の出るコンディションが続いている。今週も同様だろう。ただし、だからと言って前が有利というわけではないので注意。
    一方阪神はここ数週時計がかかっており、今週は乾いてもタフなコンディションになると予想される。
    4/6「桜花賞、皐月賞の展望」
    桜花賞で注目はきさらぎ賞で牡馬相手に完勝したルージュバック。だが、初のマイルへの対応と相手がその後活躍していないのが若干気がかり。
    クィーンCを買ったキャットコインも3戦3勝で主役級。また、2着ミッキークイーンもキャリア浅いが要注意。アンドリエッテも負けて強しの内容。
    本番と直結しやすいチューリップ賞だが今回は道悪。勝ったココロノアイが道悪巧者なだけに評価が難しい。レッツゴードンキは勝ち味に遅い。
    フィリーズレビュー勝ちのクイーンズリングも含めて3戦3勝馬が3頭という顔ぶれ。現状ではココロノアイ・ルージュバックが一歩リードと見る。
    以下クイーンズリング(馬体は前走くらいでよさそう)、アンドリエッテ、クルミナル、キャットコインの順。
    皐月賞では、共同通信杯で勝ったリアルスティールもさることながら、道中かかり通しで2着のドゥラメンテに荒々しい魅力を感じる。
    弥生賞馬サトノクラウンは3戦3勝で、優等生的な競馬ができるのが強み。2着ブライトエンブレムも内有利の馬場で外を豪快に伸びており、注目。
    現時点の評価はブライトエンブレム、ドゥラメンテを上位に見る。以下サトノクラウン、リアルスティール、ダノンプラチナ、キタサンブラック。
    3/30「中京芝で前へ行った馬を狙う2015」
    昨年成功した前走中京芝で4コーナー4番手以内だった馬を狙う作戦は今年も好調。127頭の該当馬で単勝・複勝回収率が100%を超える。
    ただし、2回中京1週目・2週目は外差し有利とは言えない馬場状態で、同じ作戦を使うなら3週目に使ってきた馬にするべき。
    3/23「藤岡康太騎手に注目」
    藤岡康太騎手は先週は土日中京で17鞍に騎乗。そのうち1番枠が8鞍あり、その他も内目の枠が多かった。
    この騎手は基本的にあまり外には出さず、内目を突くことが多い。よって枠順に恵まれた面もあるが、5勝2着7回は立派。
    ローカルのバラける展開でスペースを見つけるのが上手。今週も注目で、内目の枠なら期待度アップ。
    3/16「中京ダートの変化」
    以前は前に行ってそのまま粘るという好走パターンが目立った中京ダートに変化が出てきた。
    厩舎サイドや騎手もそのイメージが強く、前がかりになることで前半流れるレースが増えたためか。今後も検討の際に頭には入れておきたい。
    3/9「阪神の芝は内有利」
    今開催の阪神の芝は、差しが届いているが内が有利。日曜5Rで勝ったジルダ、9Rで勝ったマサハヤドリームが内から差し込んで勝っている。
    今週も同様の傾向が続くと思われる。また、その中にあってチューリップ賞で大外を鋭く伸びてきたアンドリエッテは評価できる。
    3/2「2回中京開催に向けて」
    1回小倉開催は、最終週になっても外差し馬場にならなかった。末脚不発に終わった馬も多く、次のローカル開催2回中京に照準を合わせてくると見られる。
    暮れの開催時から中京の芝は結構傷んでおり、年明けの1回開催を経ているので更に進行していると考えられ、大幅な回復は見込めない。
    よって開幕週から差しの決まる馬場になる可能性もある。1回小倉で末脚不発だった馬を狙う価値がある。
    2/23「タピットとエーピーインディ系」
    東京ダート1600mで3戦連続Aランク勝ちのゴールデンバローズはTapit産駒。Tapitはアメリカでもブレークしている。
    同レース6着のタップザットもTapit産駒で、交流G1で2着の実績がある。芝でもシンボリタピットの勝利、グラブザフラッグの3着と能力の高さを見せている。
    Tapitはエーピーインディ系の種牡馬で、フェブラリーS勝ちのテスタマッタも出しており、日本のダートへの適性は十分。
    今年のフェブラリーS2,3着の父もエーピーインディ系。パイロ産駒も東京ダートで良績を出しており、勢いのある血統。高齢になっても極端には衰えない。
    2/16「状態面。負けるべくして負けた人気馬」
    共同通信杯で圧倒的1番人気ドゥラメンテが2着に敗れた。敗因は折り合いを欠いたことにに尽きるが、中1週で精神面にキツさが出たせいともとれる。
    また先週はディープ産駒が休み明け体重増で敗れるケースが目に付いた。京都記念のキズナやハープスター、土曜東京12Rのマリアライトなど。
    使い詰めが影響したケースも。土曜京都11Rランウェイワルツは7着。昨年夏からずっと使い詰めで、東海Sあたりから調子落ち。
    日曜東京8Rのカムイミンタラも伸びを欠いたのは、中京遠征疲れの影響か。こうした状態を読むのも馬券攻略の上では必要。
    2/9「ディープインパクトに逆らってはダメ」
    先々週は東京京都でキンカメ産駒12勝に対してディープ産駒は未勝利。前開催ではキンカメ20勝、ディープ10勝(芝の勝ち鞍もキンカメが上)。
    一方先週はディープが東京新聞杯含めて芝で7勝、キンカメは芝2勝ダ3勝(内3戦は新馬戦)。
    どちらかと言えば先週の方が通常値で、先々週が異常。やはりディープ産駒を侮ってはいけない。
    2/2「元・関西馬」
    土曜東京1Rで勝ったリベルタンゴは栗東から美浦への転厩初戦。ここのところ、栗東→美浦への転厩初戦で勝つケースが目立っている。
    事情は様々あるだろうが、これからもしばらく注目したい。
    1/27「キンシャサノキセキ産駒の初ダート」
    土曜中山2R、10番人気で勝ったロードシャリオはキンシャサノキセキ産駒で今回が初ダート。
    キンシャサノキセキ産駒の初ダートは新馬戦以外でこれまで19頭で5勝2着2回。しかも穴が多い。
    芝・ダで勝ち数が同じなのでバリバリのダート血統というわけではないが、ダートでは人気になりにくいので狙い目になる。
    特に6枠より外で4勝なので、買うかどうかの判断基準になりそう。
    1/20「ダート短距離血統コマンズ」
    土曜中山1R、それまで芝1800mでいいところのなかったクワドルーブルがダート1200mに替わって一変。
    日曜京都3Rでは芝1400mの新馬戦で10着だったコモドーがダート1400mで初勝利。どちらも父がコマンズ。
    コマンズ産駒はここまで芝は1200mで9勝、1400m以上で1勝。ダートは1400m以下で12勝、1600m以上で4勝。
    ダート短距離替わり・人気薄で好走するケースが多い。特に芝ダート中距離の新馬戦でそこそこ人気だった馬は狙える。
    1/13「3歳500万下はオープンの1つ下」
    昨年のフェアリーSは完全タイム差+1.4のEランク、仮に500万下だとしてもEランクに近いDランクと低調だった。
    そこで3着だったリラヴァティこそ次走チューリップ賞で3着と健闘するも、4着以下は軒並み500万下でも苦戦。
    それ以外でも、3歳重賞で好走した後に500万下で人気になって裏切るというケースは結構多い。重賞のタイムや内容の吟味が必要。
    今年のフェアリーSはメンバー的にもそこまで低調ではなく、特に3~5着馬は東京なら500万下で上位争いになりそう。
    一方、シンザン記念はEランクで低レベル。特にダッシングブレイズは人気も含め極めて危険。
    1/6「6年連続」と「4年連続」
    前年秋~新春の京都開催の使用コースは6年連続で同じだが、この6年間京都金杯では4枠より内の馬しか2着以内に来ていない。
    それ以外でもコーナー2回の芝1400m、1600mで内枠の好走が目立った。今週もこの傾向は続くだろう。
    4年連続はディープ産駒の連対。京都金杯に限らず、京都芝外回り1600mの重賞ではとにかくディープ産駒を狙うべき。