グリーンチャンネル「先週の結果分析」の完全タイム差データを馬柱化!!
注目馬・KTM(完全タイム差マイナス)馬を見逃さない!!

ワンポイントアドバイスOne Point Advice

グリーンチャンネル「先週の結果分析」のタイム分析のコーナーで解説者が発表するワンポイントアドバイスをまとめました。

  • 2012年
  • 2013年
  • 2014年
  • 2015年
  • 2016年
  • 2017年
  • 12/24「夏競馬にヒント有り」
    土曜阪神9R赤穂特別は5番人気10.1倍のヒラボクプリンスと15番人気472.9倍のアテンファーストの比較がポイント。
    この2頭は6/29の函館未勝利戦で一緒に走っている。結果はアテンが1着、ヒラボクが2着。ヒラボクは次走で6馬身差の圧勝をしていた。
    その後のヒラボクの成長が著しかったとしても、オッズ差があまりに開き過ぎ。ヒラボクに注目するなら、少なくとも△は打つべきである。
    結果はアテン2着、ヒラボク3着。夏のレースを記憶していれば狙えた万馬券だった。
    12/16「ライアン・ムーア」
    朝日杯FSを勝ったアジアエクスプレスは、芝がどうこうよりも気性面に課題があった。
    デビュー戦・2戦目と抜け出した後にフラフラするところを、リスポリとムーアが最後まで気合いを付けて競馬を教えた。
    ムーアはズブい馬を動かすのが上手。有馬でもゴールドシップに騎乗するが、手が合うのは間違いない。
    12/2「京都ダートで不発→阪神ダートで炸裂」
    12/9「スローペースでも差し馬」
    中京では開幕週から差しが届いていたので、じっくり乗っても届くと思った騎手たちの判断でスローが多発した。
    それでも上位には差し馬が数多く台頭した。それほど馬場そのものが差し有利であるということ。乾いた馬場なら今週もこの傾向か。
    ダートも同じ感覚に引きずられてか、スローが多かった。こちらは逆に前残りに注意が必要。
    12/2「京都ダートで不発→阪神ダートで炸裂」
    古馬条件戦では馬場への適性と展開面が勝敗のカギを握るケースが多い。
    前走京都で差して4着だったセイラが2着、シゲルケンシンは近4走がいずれも京都で8着、5着、4着、4着だったが、今回は突き抜けた。
    同じく京都で伸びずバテずだったピンウィールも快勝。前残りの多い京都で不発だった差し馬が、阪神で台頭している。
    この傾向は良馬場で競馬が行われる限り、今開催では今後も続くと思われる。
    11/25「大型馬を狙え!」
    5回東京のダートの馬場差は±0~+0.3。時計がかかると言うほどでもないが、脚抜きのよいコンディションではなかった。
    急激に寒くなったこともあり、冬競馬の趣もあった。冬競馬と言えば、時計のかかるダート=大型馬狙い、が定石。
    特に6日目、7日目では大型馬の活躍が目立った。6日目にいたっては勝ち馬すべてが500キロ台の馬体重。
    冬の中山は中長距離は更に時計がかかるので、もっとパワー型の台頭が目立つものと思われる。今年は12月に前倒して狙う。
    11/18「上積みも重視」
    土曜東京2Rでは前走タイムランクCの新馬戦で勝ち馬に0.7差3着のアナザーバージョンが7馬身差の圧勝だった。
    このレースには前走タイムランクAの未勝利戦で2着(番組注目馬)だったタマモマズルカも出走していたが、7着だった。
    未勝利戦の定石として「未勝利組より新馬組を狙え」というのがある。何戦か戦って勝ち上がれない馬より、
    1戦使っての上積みがある馬を狙うべきということ。特に大型馬はひと叩きしての変わり身が見込める。
    土曜京都1Rでは15頭中11頭の未勝利組を抑え、前走同レースで2,3着だったチーフアセスメント、クーゲルがワンツー。
    2歳未勝利戦では特にこういった傾向が見られるので、注意が必要。
    11/11「ゲート縛りについて」
    武蔵野Sに9ヶ月ぶりで出走のイジゲンはゲート難が解消されず、ゲート縛りで望んだ一戦。
    多少は出遅れたが、一定の効果は見られた。ゲート縛りとは、ロープを張って強制的に一定の姿勢を保たせる訓練のこと。
    ゲート訓練を積んでも良化しない馬も多いので、訓練をしたというだけでは疑ってかかるべき。が、ゲート縛りは期待度UP。
    11/4「休み明け2走目の折り合い」
    土曜東京9Rで勝ったフェスティヴタローは前走で2着。今走と同じように逃げていたが、内容は全く異なっていた。
    前走は休み明けで行きたがって離し逃げ、今回は落ち着いた逃げが打てていた。2着馬を突き放せたのは、力まずに走れた分。
    同じ逃げの中でも折り合いの差はある。休み明けで引っ掛かった馬は、2走目で落ち着いて走れるケースが多い。
    10/28「ユニコーンS組が頑張りだした」
    土曜東京10R3着のサウンドトゥルー、4着ノウレッジはユニコーンSで3着、12着。日曜東京10R3着のミヤジマッキーは同7着だった。
    今年のユニコーンSはタイムランクC。3着同着のケイアイレオーネが古馬相手にシリウスSを勝ったが、それ以外に目立った活躍はなかった。
    ここにきてようやく1000万下で通用し始めている。5着だったタッチザターゲット、6着だったベリートゥベリー、9着クロムレックは
    まだ1000万下に出走できるので注目。ただし、休み明けである点は調教等を要チェック。
    10/21「新潟2歳S組のその後」
    いちょうSの1,2着馬は新潟2歳Sで2着、4着だった。それ以外にも新潟2歳S上位馬は次走で軒並み好走している。
    過去の新潟2歳S組はその後不振で、特に高速決着の時ほどその傾向が強かった。今年は1分34秒5と程よいタイムでの決着。
    なおかつ今年の夏の新潟芝はそれほどの高速馬場ではなかったため、反動が出にくい・他場と直結しやすいということか。
    勝ち馬ハープスターはもちろん、まだ次走を走っていないマイネグラティア・ダウトレスにも注目。
    10/15「ノーブルディードとティアップゴールドが残る馬場」
    月曜の京都11R清水Sで前に行った7番人気ノーブルディードと14番人気ティアップゴールドが2,3着に残った。
    ノーブルディードが連勝した昨春は、京都芝の馬場差が-2.0、-1.9だった。高速馬場が得意な馬。
    ティアップゴールドの昨年冬1000万下勝ちは仮柵をはずしたAコースのインベタ逃げ切り。今回も同様だった。
    つまり、今開催の京都は内有利の高速馬場。今週も同傾向は続くと思われるので、穴狙いはこの条件得意な馬で。
    10/7「函館→東京の藤沢和雄厩舎」
    藤沢厩舎は先週東京で9戦して。4勝2着1回。
    これらのうち、新馬の1頭を除いた4頭の前走が函館で1番人気に推されて3,4,7,13着。函館では藤沢厩舎の人気馬がよく飛ぶ。
    調教方法の影響なのか、小回りの緩みのない流れに対応できない。が、東京ではドカンと巻き返す。
    同じようなパターンにルルーシュ、サトノギャラントが該当。後者は今週出走予定。断然人気だろうが、勝つ確率は高い。
    9/30「馬券は買い方である!」
    何でもかんでも当てようとして買い目を広げる買い方は、ジワジワと損失が増えていく。
    押さえの馬券は買わずに、その分本線を厚く。1つ取れれば利益が出る、という買い方を。
    また、1点勝負の3.3倍と10点勝負の33倍は同じである。ならば、堅いと踏んだ馬連3.3倍ならば、勝負できるのでは。
    9/24「ペースに対する得手・不得手」
    中山芝2200mはスローになりにくいコース形状。したがって、スタミナ比べの得意な馬向き。
    オールカマーはタイムランクEの決着だったためか、特にコース・ペース適性の差が出たレースだった。
    勝ち馬ヴェルデグリーンは中山で3勝の巧者。平均的に脚を使うコースが得意。上がり勝負でもいけるタイプ。
    2着メイショウナルトは一瞬の切れ味を使えないタイプ、3着ダノンバラードも速い上がりが使えず、平均ペース向き。
    負けた組の中で、明らかに切れ味タイプで適性外だったのが7着ムスカテール。東京で巻き返せる。
    9/18「コース取りも大事です」
    競走馬がトップスピードに乗る4コーナー付近で、馬場のどの辺りを通ったかに注目。
    最内をきれいに回った馬と大外を回った馬では、内の馬場が良い状態であれば2馬身(0.3~0.4秒)くらいの開きがある。
    いつも外を通っている馬もいるのでその点は注意が必要だが、そういう馬が内を通りそうだと判断できれば狙い目となる。
    例えばローズSのウリウリ。白百合Sでは内ピッタリを回った勝ち馬に対し、ウリウリは4角で大外を回って2着。
    それで0.2秒差2着なら、勝ち馬以上に価値があると見ることが可能。また、前走タイムランクBでの勝利時も4角で外を回った。
    ここ4走がすべて外枠だったので、2番枠に入った今回は内を突くことが予想され、十分狙えた。
    9/9競馬ノート「中山ダ1200m(500万下、1000万下)分析」
    脚質・・・4角2番手以内(1着馬の52.4%が該当)だと単勝回収率261%、複勝回収率148%。5番手以内(1着馬の97.6%が該当)でも単勝回収率178%、複勝回収率122%。
    馬体重・・・最もよいのが480~499kg(単勝回収率148%)、次いで460~479kg(回収率は悪い)。460kgを境にガクッと成績が落ちる。増減はさほど気にしなくて良い。
    血統・・・とにかくミスプロ系。単勝回収率127%。初ダートの時は特にオススメ。
    前走距離・・・前走もダート短距離であったほうが良い。1500m以上からの短縮は軽視。ただし、1000mからの出走も勝率は落ちる。
    前走コース・・・絶対数は新潟がもちろん多いが、勝率も良い方。関東馬で中京・京都・阪神遠征組が狙い目。
    9/9「ペースは想定の逆を疑え」
    京成杯AHは、土曜が先行有利の傾向だったこと、確たる逃げ馬がルナくらいしかいなかったことから、ルナが人気になった。
    ルナが逃げて勝ったここ4戦は、すべて前半3Fが35秒以上だった。単騎逃げならという思いもあったが、重賞ではいかにも厳しい。
    結果として、出遅れがあってなおかつ競られての前半34秒フラット。ルナには速すぎ、直線で馬群に沈んだ。
    逆にロードカナロアのいたセントウルSでは、速くなって厳しいだろうと思われていたハクサンムーンが前半33.8のペースに持ち込んで逃げ切り。
    戦前に速いと思われたレースほど騎手が控えて遅くなったり、遅いと思われたら何人かが行って速くなったりということが往々にしてある。
    9/2「北海道デビュー組神話の終焉?」
    北海道デビュー組でないと勝てないと言われてきた札幌2歳Sで、1着~6着までが函館以外のデビューだった。
    函館の新馬戦では少頭数が多く、札幌開催がない影響もあるかもしれないが、今年の函館デビュー組は総じてレベルが高くなさそう。
    6月に東京・阪神、7月には中京でも新馬戦が組まれており、番組編成的にも神話終焉となって不思議はない。
    今年の秋の2歳戦では本州デビュー組を重視したい。
    8/26「函館はあと1週あります=血統に注目=」
    3日連続の馬場差設定不能での開催で、たたでさえ重い馬場が激しく痛んでいる。
    こうなると近走の着順は度外視で、ひたすら激重の馬場への適性を見るべき。そのためのツールのひとつが血統である。
    ディープ系は基本消し(開催替わりで狙う)。サンデー系ならステイゴールドとネオユニヴァース、サムライハート。
    父・母父にサドラーズウェルズが入っている馬(欧州系)には要注意。
    8/19「今が旬のヨハネスブルグ産駒」
    ヨハネスブルグ産駒が先週だけで新馬戦3勝。2歳戦で通算6勝となった。(今年から国内産駒登場)
    ヨハネスブルグの輸入前産駒の2歳戦成績は15戦3勝2着5回で連対率5割超。産駒全19勝中14勝が1300m以下。
    ヨハネスブルグ自身の現役成績も典型的な早熟馬。産駒にもその傾向が伝わっているため、新馬戦に強い。
    が、東京・中京の新馬戦では3着以内もない。新潟・小倉といった平坦小回り向き。
    8/12「新潟芝直線1000m→ダートの短距離戦」
    土曜函館8R3歳以上500万下ダート1000m戦で5番人気のビーナストリックが勝った。
    この馬の前走は新潟芝直線1000m。このように新潟芝直線1000m→ダートの1000~1200m戦というローテーションは穴を開けやすい。
    昨年のデータでは、この臨戦過程で2-1-4-44。率こそ良くはないが、平均人気が9.7:単勝回収率318%:複勝回収率111%。
    過去にダート短距離で実績のある馬が、直線1000mで爆発的なダッシュ力を思い出してから臨むのが狙い目。
    8/5「ダートの短距離逃げ馬に注意」
    ダート短距離では、展開的に向かないと思っても力上位の逃げ馬は抑えるべき。
    7/29「新潟芝のディープインパクト産駒」
    福島開催8日間で平地の芝でわずか2勝だったディープインパクト産駒が、新潟では2日間だけで3勝。
    新潟開催の前半戦については、5月6月の東京戦の後に福島をパスして出走してきた馬が狙い目。
    函館では洋芝というよりもコーナーがタイトなので苦手。中山内回りなども同様。
    逆に小回りが得意な産駒はネオユニヴァース、ステイゴールド、ダイワメジャーなど。アドマイヤムーン産駒にも期待。
    7/22「新種牡馬 パイロ」
    先週、ルイカズマが勝利してパイロ産駒がJRA初勝利。パイロは馬券的に注目の種牡馬。
    父がPulpitで、代表産駒はピットファイター・ステンカラージン・ケイアイヘルメスなどのダート馬。
    パイロ産駒も主戦場はダートになりそう。特に2歳戦では「初ダートのパイロ産駒」が格好の狙い目。
    7/15「中京の芝は完全な差し馬場」
    まず、今週は差し馬中心に馬券を組み立てるべき。
    先週・今週で凡走してしまった逃げ・先行馬が、来週以降小倉や新潟で一変するケースにも注意。
    先週の中から1頭挙げるならば、土曜中京9R志摩特別で12着のダンツカナリー。昨年も志摩特別は極端な差し馬場だった。
    昨年は極端な差し決着だった中京記念と馬場が良かった関屋記念では、着順がガラリと変わっていた。
    7/8「短距離血統アドマイヤマックス」
    アドマイヤマックスは自身の現役時代とそっくりの産駒を出す。
    現役時代のG1出走が3着(SS)・1着(高松宮)・3着(SS)。平坦1200が向いていた。
    産駒は全88勝中50勝が1400m以下(1200mで27勝)。1200mのうち福島で7勝(特に2歳時に5勝、勝率15%超)。
    福島の2歳戦1200mにアドマイヤマックス産駒が出走していたら、それだけでも狙い目になる。
    7/1「馬は成長する」
    土曜中京12Rで2着のメイショウユメゴゼは、以前は外に馬がいるとダメなタイプだったが、内で我慢して好走した。
    土曜福島11Rで2着のヤマニンパピオネは、以前は2ヶ月くらいのレース間隔が必要だったが、最近中5週・中3週で好走している。
    個々の馬の特徴を捉えることは重要だが、心身の成長によりその特徴が変化することを理解するのももっと重要。
    6/25「逃げることで折り合いをつける」
    先週は気性に難のある馬が逃げることで折り合いをつけて結果を出すケースが多かった。
    土曜東京12Rのシルクオフィサー、土曜阪神12Rのスターソード、日曜阪神3Rアメリなど。
    特に同じ騎手の連続騎乗に注目。逆に同じ騎手が控えるとかかりやすくなる。
    6/17「滞在競馬が合っている馬」
    函館SSでシュプリームギフトが2着。洋芝が合うということも言えるが、滞在があっているタイプ。
    入れ込みがちな馬が滞在で落ち着いてレースに望めるケースが良くある(特に牝馬)。馬体減も起こらない。
    こういう馬は中央場所で負け続けたとしても、滞在でガラリと変わる。厩舎コメントなどでチェックすると良い。
    6/10「東京芝2000mは内枠有利、外枠不利!?」
    先週の土曜6R3歳未勝利戦芝2000mで枠連1-1での決着。
    かつては圧倒的に内枠有利、外枠不利と言われたコースだが、2010年の改修以降は傾向が変わっている。
    1枠と8枠では大差はなく、6枠が倍近く突出して好成績。7枠が苦戦。
    6/3「先入観を捨てること」
    先週の鳴尾記念はトウケイヘイローが逃げ切った。
    この馬は、マイルのダービー卿CTでもかかっており、1400mがベストという先入観を持っていた。
    しかし、逃げることで折り合うという可能性もあったわけで、完全ノーマークにすべきではなかった。
    安田記念ではロードカナロア。1400mの阪急杯でもズブいところを見せていたことを思えば、マイルでも信頼できた。
    先入観を捨てて、臨機応変に馬券戦術を組み立てることが必要。
    6/3競馬ノート「競馬で最も大切なこと=折り合い」
    皐月賞では道中行きたがったエピファネイア・コディーノと折り合ったロゴタイプの差が如実に出た。
    ダービーでも両頭と後方で折り合ったキズナの差が出たし、安田記念でもグランプリボスが折り合いを欠いて惨敗した。
    折り合いを欠くのもいくつかタイプがある。例えばコディーノはテンションの高さと真面目に走りすぎる気性面がアダに。
    エピファネイアは有り余る馬力を制御しきれない様子。その他、馬ごみから逃避したがってかかる馬、怖がりな馬、
    スピードが有り余っている馬、休み明けで気負った馬、焦りが出た馬・・・など。これらは慣れてくると見分けがつくようになる。
    クロフネサプライズを例にとると、チューリップ賞ではハナに立って折り合ったことで3馬身半差の圧勝。
    一方で外枠に入った桜花賞では、制御が利かなくなって早め先頭。力んで走っていた分、終いで止まった。
    オークスではチューリップ賞同様ハナに立ったが、力んで飛ばすし途中で物見はするしで結局最後は失速。
    しかし、この2走の敗因は「折り合いを欠いたこと」と明確なので、ある意味ノーカウントとすることができる。
    折り合いがつきさえすれば好走できるので、そのパターンを見極めることが大事。
    ★休み明けでテンションが高くて引っ掛かった→一度使ったことで落ち着いて走れる
    ★真面目過ぎて距離が長くて引っ掛かった→距離短縮
    ★控えて折り合いを欠いた→逃げること
    5/27「初出走馬、苦戦。そして4歳馬、活躍」
    先週は初出走馬が27頭いたが、結果は0-2-0-25。人気で飛ぶ馬もいた。
    一方でクラス再編成前の4歳馬の活躍が目立った。先週の古馬の条件戦18鞍中11鞍で4歳馬が勝利。
    勝ち得狙いの厩舎の思惑がそのまま表れた結果となった。
    5/20「初出走馬、苦戦」
    先週は初出走馬が35頭いたが、結果は0-0-1-34。
    3場開催でこれなのだから、2場開催になる今週以降はさらに厳しくなることが予想される。
    新馬戦がなくなってすぐに出てくる初出走馬と、この時期に出てくる初出走馬とでは、そもそも馬のレベルも違う。
    5/13「A→B、C→D、そして道悪競馬」
    先週は東京・京都でコース替わりがあり、そのタイミングで道悪競馬となった。
    それでも東京は土日とも内を通った馬がそこそこ持ちこたえていたが、京都は日曜には外差しが決まるようになった。
    今週の京都はさらに外差し馬場に近づく可能性がある。(少なくとも、能力があれば外を通っても大丈夫)
    5/6「3歳500万下にも注目」
    この時期の3歳500万下を勝った馬は、夏~初秋の3歳限定重賞で活躍するケースが少なくない。
    先週ではタイムランクこそAやBではないが、スマートレイヤー・マッケンジーあたりが楽しみ。
    その他、何らかの事情で出世が遅れていた馬にも注目。インプロヴァイズあたりがこれに該当する。
    4/30「堀厩舎&戸崎騎手」
    堀厩舎の馬に戸崎騎手が騎乗すると、好走率が非常に高い。
    2回東京では先週まで8戦2勝2着3回(勝率25%、連対率62.5%)。通算では60戦15勝2着13回(勝率25%、連対率46.7%)。
    この勝率、連対率はJRA入りの前後で全く変わっていない。今後もこの組合せには逆らわないほうが良い。
    4/22「福島中止でカラ輸送」
    3年前の福島でも4月に降雪で中止になった。その時は土曜で、再投票なしで月曜に代替開催が行われた。
    今回は日曜当日の朝に決定されたため、再投票することもできず、翌週の月曜に代替となった。
    日曜出走予定だったカラ輸送馬が翌週~翌々週に出走してきたら危険性が高いので注意(特に関西馬)。
    4/15「皐月賞のラップを堪能する」
    今年の皐月賞は、前半が速く全体で淀みがない美しいラップ。
    ラップのバランスは1994年ナリタブライアンが勝った時のラップに似ている。
    実力どおりに決まったと言えるし、上位馬はレベルが高いと判断してよいが、能力を全開に出し切るので反動が心配。
    ダービー馬は皐月賞組から出る可能性濃厚。また、ラップを作ったコパノリチャードはNHKマイルC出走なら注目。
    4/8「日曜・中山は強い南風」
    日曜・中山は強い南風だった。中山での南風は、直線では追い風となる。
    風についても馬場差には反映されているが、ラップの見方に注意が必要。
    芝・ダ1200mと芝1600mは「前半が向い風、後半が追い風」となるので、前後半のラップには顕著に影響が出る。
    まず、前提として芝・ダ1200mは前半が下り坂、後半が上り坂なので前傾ラップになりやすい点は押さえておく。
    その上で風の影響を加味してみると、1R,7R,10RはHペースと見ることができ、先行馬は要チェック。
    3R,11Rはやや遅め平均程度で、恵まれたとまでは言えない。12RはHペースではあったが、勝ち馬は馬場が合っており、即通用とまでは。
    4/1「中山芝1600mは本当に外枠が不利なのか?」
    日曜中山6Rで大外枠のカフェリュウジンが勝った。そして、上位5頭までがすべて2桁枠順の馬だった。
    過去1年のデータでは、内外にそれほどの差は見られない。条件別に検証したところ、
    OP特別&重賞   →8番より内 勝率:10.2% 連対率:15.9% 3着内率:21.6%
              9番より外 勝率: 2.4% 連対率: 9.8% 3着内率:17.1%
    500万下~1600万下→8番より内 勝率: 5.5% 連対率:13.2% 3着内率:19.2%
              9番より外 勝率: 9.1% 連対率:16.1% 3着内率:24.5%
    理由を考えると、OP以上になるとスタートで内を利せる器用な馬・内でじっくり我慢できる馬が多くなるからではないか。
    下級条件ではあまり先入観を持たずに検討することが必要か。
    4/1競馬ノート「桜花賞の臨戦過程」
    外回り施行になった2007年以降と以前では、大きく傾向が異なる。
    同じ外回り1600mのチューリップ賞組が圧倒的に好成績を残すようになった。エルフィンS組も少数ながら大健闘。
    クイーンC組は未勝利だが2着までは来ている。その他のトライアル組は不振。
    また、3着以内に入った馬すべてが1600m以上のOP・重賞3着以内経験馬である。
    市○氏注目はクロフネサプライズとレッドオーヴァル。それぞれ阪神JFとチューリップ賞、紅梅Sの評価が高い。
    ローブティサージュ、メイショウマンボ、クラウンロゼも強い。ただ、クラウンは実績のないアネモネSからなのがどうか。
    3/25「500万下の距離短縮は買い」
    日曜中山8Rでロングスローインが快勝。一気の距離短縮だったが、抜群の行き脚だった。
    土曜中京12Rのナスノシベリウスも距離短縮で折り合いが付いての快勝。
    500万下クラスでは、今まで詰め切れないレースをしていた馬が距離短縮で一変し、馬券妙味をもたらすケースが多い。
    3/18「中京競馬攻略法」
    3/4に述べたとおり、今開催の中京では休み明け(ないし2,3戦目以内)フレッシュな馬の活躍が目立つ。
    使い詰めの馬の中には、デキ落ちなのに人気になっている馬も少なくない。
    今週もフレッシュな馬を狙うべき。
    3/11「浜中騎手、判断冴える」
    先週の浜中騎手は土日で計8勝。土曜は1~4レースすべて先行で連勝した。
    新馬・未勝利戦で脚質傾向を見抜くのは難しく、古馬条件戦に比べて圧倒的に先行馬勝率が高い。
    浜中騎手はそれを実践しての連勝。一気にリーディング首位争いに加わってきた。
    浜中騎手は今まで固め撃ちがあまりなかった方で、今後さらに飛躍が見込まれる。
    3/4「西エリアのダブル開催続く」
    今年はこの時期でも新馬戦が除外ラッシュになっていない。
    それは、西のダブル開催で古馬下級条件レースが多くなり、放牧に出る馬が少ないから。
    使えるうちに使っておこうというスタンスで出走してくる馬も多いので、デキ落ちで負けるケースもよくある。
    狙い目はよりフレッシュな馬と、小倉の2~3週目の前残りレースで不発だった馬。
    2/25「Sペースの競馬がつまらなく感じる理由」
    先週の芝レース全34鞍中10鞍がタイムランクS。
    Sペースだと、能力を発揮できずに終わる馬が多くなるし、刺激のないレースになってしまう。
    駆け引きの多い長距離レースを増やしたり、500万下でもハンデ戦を設けるなど、工夫が必要。
    2/18「ゴールドアリュール産駒」
    もともと冬場のダート成績が良いが、現3歳世代でダートの有力馬が揃っている。
    コパノリッキー、メイショウロフウ、レギス、ワイルドドラゴンなど。来年以降も注目。
    また、コースは中山1800mや阪神(距離不問)が得意なので、来週以降も楽しみ。
    2/11「先週の固め打ちジョッキー」
    京都では岩田騎手が1日5勝、東京では横山典騎手が3勝2着2回(重賞勝ち含む)。
    小倉では菱田騎手が勝2着2回。2着はともに10番人気。伸び盛りの減量騎手から目が離せない。
    また、勝浦騎手も3勝。芝で外から豪快に差す競馬が得意。小倉では関東の騎手が活躍していた。
    2/4「調教欄も大事」
    先週の中京では、2走ボケに近いパターンで人気を裏切った馬が目に付いた。
    2走ボケの疑いがあるのは、休み明け2戦目を狭い間隔で使ってきたのに、強い調教を課しているケース。
    2/4競馬ノート「小倉芝1200mのデータ」
    サクラバクシンオー産駒は出走自体が多く、率はたいしたことない。時計のかかる馬場になると不向きか。
    スウェプトオーヴァーボード産駒が狙って面白い。キングカメハメハ産駒は冬場が良くないのかも?
    位置取りは3コーナーで先頭の馬が最も勝率が高いが、複勝率は落ちる。2~3番手はそのまま流れ込みが多い。
    1/28「根岸S振り返り」
    昨年の根岸S出走馬が7頭参戦してきたが、1,2着馬は参戦していなかった組。
    昨年も一昨年の上位馬が参戦したが、新規参入組が上位独占した。
    そして、勝ち馬は5,6歳馬から交互に出ている。世代交代が顕著に顕れるレース。
    昨年、上がり34秒台で差し切ったシルクフォーチュンが本番で連対を果たしている。
    今年のメイショウマシュウも34.6。1700m勝ち経験もあり、条件は似通っている。
    1/22「中京芝2000mのラップ」
    昨年、前半1000mが後半1000mより速かったのは36レース中8レースのみ。
    前半が登りが多く、後半は下りが多いため。前後半同じラップでもHペースに分類できる。
    上記8レースのうち4レースがタイムランクE。これらは後半が遅すぎただけという可能性もある。
    残り4レースはタイムランクDだが、逃げ切ったタガノビッグバンがその後2連勝をしたのを筆頭に、
    大敗した馬も含めて逃げた馬が次走以降活躍している。
    1/15「トニービン馬場」
    先週の京都芝では、特に内回りでトニービンの血を持つ馬の好走が目立った。
    ハーツクライも母父がトニービン。産駒のタイプは似ており、好走傾向もリンクする。
    トニービン系は「長い直線で差してくる」というイメージが強いが、「高速でない良馬場」が合っていると見るべき。
    今週も高速化することは考えにくく、外差しが多少なりとも決まりやすくなるかもしれないことも含めて注目。
    1/7「1回京都の芝は内有利」
    この馬場傾向はここ3年連続。今週も同様であろうから、内枠・先行馬狙いで。
    外を通って届かなかった馬の次開催巻き返しに注意。